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チームだからこそ、想像以上の成功結果を掴み取れる


SEED series #02:相田 傑
Akerun note『SEED series』では、これからPhotosynthへご入社を考えている方々に向けて、Photosynth社員の仕事観や新卒学生に向けてのメッセージを発信しています。(Akerun note 編集部)

マーケティングキャリアの始まり

まず私のキャリアの始まりは印刷会社でした。
当時から「自分が手がけた物で世の中から反響がある仕事がしたい」という思いを持っていて、様々な物を世の中に広める仕事である広告事業に強く惹かれていました。ただ就活氷河期真っ盛りで仕事に就くことさえ難儀な中、華やかな広告代理店に入ることは叶わず、なんとか入社できた中小企業の印刷会社の営業職として、私のファーストキャリアは始まりました。

影響が大きく、世の中にないものを広めたい

ただ1社目は10ヶ月で退社することになったのですが、それは印刷会社で私が大型案件を獲得した際に、一般的には印刷会社などではお客様から費用を受け取る前に、取引先などに諸々の費用を前払いする必要があることがあるのですが、会社にその先払いのための資金がなくプロジェクトを実施できなかったことから、会社の資本の重要さに気づいたからです。
また、その時に手がけていたノベルティやパンフレットなどでは、限られた範囲でしか世の中に影響を与えられず、「自分はもっと大きなことをやりたい」と心から思ったこともあり、転職を決意しました。

そんな思いもあって、また当時はデジタルマーケティングが流行っていたこともあり、まだ六本木に本社があった楽天に転職しました。
そこでは楽天市場や楽天トラベルなどをプロモーションするプロジェクトを任され、当時はまだマネタイズがうまくいってなかった事業モデルのテコ入れなども行った結果、プロジェクト1年目の1人部署にも関わらず5,000万円の売上を作り、さらにその後5、6年で56億円まで売上を伸ばすことができました。

ただ、その成果の一方で、楽天のようなすでにブランド認知が広まっているものではなく、世の中にないものを自分の手で広めたいという思いも芽生え、当時はまだ日本になかったアドテク(広告関連のテクノロジー)のサービスを提供する外資系企業の日本法人社長として、日本で新たなサービスを普及させることに取り組みました。
この会社ではプロモーションだけではなく、社長として経営のテコ入れも行い、結果としては当時新型コロナで売上が大幅にへこんでいたなかでしたが、社員の力もあって売上を6倍まで伸ばすことができました。
ただ残念なことに、アジアからの撤退が決まり、ある日突然、社長から無職になりました(笑

リアルな世界に影響を与えたい

久しぶりに時間ができ、自分のキャリアを考える中で、「今まではPCの画面上(無形商材)だけという限られた範囲でしか影響を与えられていなかったな」ということに気付くことができたんです。
そこで、今までにない、というだけでなく、現実世界に実在し、より多くの人に影響を与えられる商材を世の中に広めたいという思いが芽生えました。

そんな中、転職活動をしているなかでPhotosynth(フォトシンス)に出会い、Akerunというリアル世界とネット世界を繋ぐIoT領域で、さらに「鍵」という誰でも所有している物に対する常識を変えるプロダクトがあることを知りました。
その瞬間、「自分が本当に叶えたいことがここでならできる」と感じ、フォトシンスに入社を決意しました。

フォトシンスでの仕事


大学卒業後、楽天株式会社(現:楽天グループ株式会社)やGMOペパボ株式会社、株式会社USEN-NEXT HOLDINGSなどで、広告プロダクトの企画・開発やデジタルマーケティングにおける責任者などを歴任し、デジタルマーケティング業界や組織マネジメントにおける豊富な実績と経験を備える。フォトシンス入社後は、マーケティングチームの責任者を経てセールスマーケティング部 部長に就任、マーケティング、インサイドセールス、直販営業、大手法人営業などセールスマーケティング領域における幅広い活動を統括し、事業成長に貢献。2024年4月より現職。2005年日本大学法学部卒。

入社後に任された仕事はマーケティングと営業のどちらの組織も管理することでした。
前職でもマーケティングや営業の経験はあったものの、IoTという初めての商材や領域に苦戦し、本当に申し訳なかったですが、最初はあまりうまくいかないことが多くありました笑
しかし、当時の上司や事業戦略室の方々、現場メンバーとも何度も話し合い、最適なPDCAを確立し、実践した結果、現在ではみんなで目標を達成し続ける組織を作り上げることができました。

チームだからこそ、想像以上の成功を掴み取れる

あまりうまくいってない、深刻な状況を打破するためには、自分だけでなく、現場のことを一番理解しているメンバーの力を借りることが必要不可欠だと考えています。特に、メンバーをマネジメントする上で大切にしていることが2つあります。

1つ目は信頼関係を築くことです。
仕事は何をするかよりも誰とするかが重要だと思っています。この世にあるもので絶対に売れないものというのはなく、売っている人が素敵であればどんなものでも必ず売れると考えています。ただ、飛躍的に売上を伸ばすためには商材の良さ・人の良さどちらも揃っていなくてはいけません。フォトシンスではAkerunという心の底から素晴らしいと思えるプロダクトがあるからこそ、まずは私と働きたいと思ってもらえるよう、メンバーそれぞれがどんな思いを持っているのか、1人ひとりと向き合って「信頼してもらうこと」はすごく大切にしています。

そして2つ目は、自分が責任を取れる最大限の範囲内で、メンバーを自由にさせることです。例えば型を全て私が作り、それをメンバーにやらせることは簡単です。
ただ、それでは私が想定できる範囲の成功しかありません。私は、「チームでやる意味は、自分だけでは成し遂げられない成功を掴み取れること」だと思っているからこそ、私の責任範囲内ではメンバーが試行錯誤できる環境をつくり、想像もできないような成功を生み出せる余白を残しています。

フォトシンスはどんな新卒の方におすすめ?


他の環境ではできないような、圧倒的な成長を遂げたい人です。
この会社は、現在Akerunが軌道に乗り、どんどん新しいチャレンジをしていく事業フェーズです。
ただそれを手がけられるメンバーの人数が圧倒的に不足しています。だからこそ、他の会社だったら中途の方にお任せするような仕事でも、若手のうちから掴み取れる環境があります。
ただ、待っていればチャンスが降ってくるわけではなく、自分から掴みにいかないといけません。
そのためには、立派で大きな夢を持っている必要はなく、「なんとしても自分は成長したいんだ」、「様々な経験を掴み取りたいんだ」という思いを持っている方であれば、フォトシンスという環境は非常に合っているのではないかと思います。