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わたしのテレワーク中の健康管理術 ─腰痛・肩こり対策から、自宅で“ととのう”まで─

こんにちは、Akerun公式note編集部のスミサキです。

新型コロナウイルスの感染拡大以降、テレワークを実施する企業が増え、弊社フォトシンスでも出社とテレワークを併用するハイブリッド型勤務を行うメンバーが多くなっています。

弊社は、毎夏のテレワーク・デイズ※ に参加するなど“コロナ前”からテレワークを推進しており、早くからコミュニケーションツール(Slack)やWeb会議ツール(Google Meet)も積極活用して、テレワークを行うための体制や環境を構築していました。

(※テレワークの全国的な推進と東京オリンピック開催時の交通混雑の緩和を目的に、開会式予定日の7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、国や東京都等が連携して企業にテレワークの実施を求めた取り組み)


そのため、第1回目の緊急事態宣言の際もスムーズに全社在宅勤務に移行し、普段どおりに業務を行うことができました。

現在でも、私たちマーケティングチームだけでなく、開発、営業、カスタマーサクセス、経営管理など、それぞれの部門で在宅勤務やテレワークなどを組み合わせて業務を行なっています。

また、メンバー各々も創意工夫し、日々自宅で効率的に業務を行えるよう作業環境を整備し、健康管理のための取り組みを行っています。



コロナ後の新しい働き方によって、“自宅で働くこと”が新たな選択肢として加わったことで、在宅勤務を行う一人ひとりの創意工夫が必要になっています。

今回は、在宅勤務中の創意工夫のなかでも「健康管理法」にスポットを当て、私スミサキの個人的な取り組みをご紹介します。

ほとんどの業務を座ったまま行う在宅勤務によって、肩こりや腰痛、首痛、そしてストレスに悩む方の参考になれば幸いです。


腰痛、首痛、肩こり対策


埼玉県が“働き盛り世代の健康”をテーマに「在宅ワークにおける健康づくりのポイント -情報機器作業と一日の行動からみる不調予防-」と題した資料を公開していますが、この資料のまとめページでは「座り過ぎ、うつむき過ぎ、見つめ過ぎの習慣が、体内時計を狂わせ、自律神経を狂わせ、健康阻害につながる」と説明されています。

このうち「座り過ぎ、うつむき過ぎ」は腰痛、首痛、肩こりの原因となりますが、例えば私は以下の対策を行っています。


・座り過ぎ対策

腰痛につながる座り過ぎを避けるには、立ち仕事が効果的です。
「スタンディングデスク」などで検索すると、立った状態でノートPCを使えるようデスク上に設置可能な昇降台が出てきますので、そういったものを活用するのもおすすめです。

また新たに購入をしなくても、自宅内にあるものを工夫してスタンディングデスク環境を作れる可能性もあり、私の場合は本棚に板を敷いてスタンディングデスクとして使用しています。


・うつむき過ぎ対策

首痛、肩こりにつながるうつむき過ぎ対策として、視線を上げるために私はノートPCを外付けのモニターに接続して使用しています。

モニター下部に台を置いて、モニターが自分の視線と水平になるよう調整することで姿勢が正され、首や肩への負担が低減します。

また、厚生労働省が「情報機器作業における労働衛生
管理のためのガイドライン
」の中で「動かせるキーボードやマウスの使用」を肩こり対策として推奨しているように、モニターと同時に外付けのキーボードやマウスを使うこともおすすめです。


リフレッシュ&体調管理法(自宅で“ととのう”)

タナカカツキ氏の漫画「サ道」、そしてそのドラマ化以降、健康目的でサウナに通う“サ活”(サウナ活動)をする人が増えるなど、サウナブームが続いています。

私も以前はサウナを利用していましたが、コロナ禍以降は週に1、2度ほど自宅浴室での温冷交代浴でリフレッシュしています。

多くのサウナー(サウナ愛好家)は、「サウナ、水風呂、外気浴(休憩)」を1セットとして、これを1日に3、4セット行いますが、私は自宅で「42度の入浴5分、水シャワー1分、休憩5分」のセットを3セット行っています。(それぞれの時間とお湯の温度は体質や好みに合わせて調整ください)


ポイントは浴槽内の温度管理で、追い焚き機能を使うと浴槽のお湯の温度が下がった際に足元から熱い湯が出て不快度が高まるので、私は都度浴槽の蛇口から給湯し、100円ショップなどで購入した温度計で42度になったことを確認してから浴槽に入っています。

また浴槽内の温度を下げないために蓋をして顔だけ外に出して入るのもおすすめです。


医師で日本サウナ学会の代表理事を務める加藤容崇氏は、著書『医者が教えるサウナの教科書』の中で、サウナと水風呂は交感神経を刺激し、外気浴は副交感神経を活性化すると解説していますが、私は自宅浴室での温冷交代浴でもこれに近い効果を実感しています。

自宅で気軽にできるリフレッシュ法として、近くに氷水やスポーツドリンクを置いて十分な水分補給も心がけながらお試しください。


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今回はテレワーク中の健康管理法として、自宅でできる腰痛、首痛、肩こり対策やリフレッシュ&体調管理法をご紹介しました。

コロナ禍以降急速に広まったハイブリッド型勤務などの新しい働き方ですが、社会全体でDX推進が加速すればテレワークを実施する企業が更に増えることも予想されます。

テレワーク、特に在宅勤務で生産性を上げていくためにも、在宅勤務における健康管理とそのための環境整備への意識も高めていきたいものです。