社員インタビュー ANOTHER STORY #2 小林祐介
いつもAkerun公式noteをご覧いただきましてありがとうございます!
株式会社Photosynthにて広報をしております木下です。
第1回としてお届けしたプロダクトマネジメント(PM)担当の荒川彩子に続き、第2回はフォトシンスのセールス・マーケティング部でセールスを担当する小林祐介に話を聞きます。
2020年2月に実施した採用情報ページに掲載する社員インタビューから1年余り。私たちの意識や働き方、そしてビジネスや生活態様へも大きな変化を迫った新型コロナウイルス感染症を体験した社員たちは、この変革期に何を考え、そしてこれから何をしていきたいと考えているのか。
私の個人的な興味から始まったこのnoteでのインタビュー企画。当時取材した6人それぞれの”これまでの1年”、”今”、”これから”をもう一度聞いていきます。
小林の「社員インタビュー ANOTHER STORY」。今回もよかったらお付き合いください。
2020年2月当時のインタビューはこちらをご覧ください。
https://photosynth.co.jp/jobs/voice/sales2020-02/
1年前と特に何も変わっていない。ただ、自分目線は捨てた
フォトシンスは2020年、創立6年目(当時)にして初めての新卒社員を迎えました。そのうちの1人がビジネス職で入社した小林です。
九州の大学を卒業し、単身で上京。何も知らない東京、新たに始まる社会人生活。そんな当時を振り返ってもらうと、意外にも「(仕事は)何とかできてしまうと思っていた」と言います。しかし、続いた言葉は「実際はそんなことはなかった」。
入社当初は「自分の成長のために」業務に取り組んでいた小林は、1年前のインタビューで高らかにこう宣言しました。曰く「いつまでも挑戦的に、そして自分がこの世界の歴史を進める」。
しかし、徐々に彼の中に新しい考え方が育まれるようになります。「こうやったらお客様に喜んでもらえるのではないか、こうすれば会社が成長できるのではないか」という考えです。きっかけは「先輩や社内の人と話すうちに」、自分の成長のためにも”そうすべき”だと思った、と小林。
”自分目線”だけではなく、”お客様の満足”と”会社の成長”のために。まだまだ彼の挑戦は続きます。
できないことを考えすぎて、気分が落ちた
続けて、「当時の自分に足りてなかったところは?」と聞くと、「自分に足りていないところを前向きに捉えることが足りてなかった」と言います。
何やら禅問答的なこの言葉、さらに深掘りすると「自分ができないことに対して、どこがいけないのか、なぜできないのか、と考えすぎてて。(その結果を)ポジティブな方向に捉えることができず」、気分が落ち込むことがあったと言います。
しかし、そこで”できないことはできるように”と、再度ギアチェンジ。「でも、その考えすぎの時期があって良かった」と、できないことを前向きに捉えるようになったと振り返ります。
そして、入社して半年が経った頃から快進撃が始まります。
小林は少しイレギュラーながら2020年1月に新卒で入社、最初の半年は正直、目立った成績を残していたとは言い難いものでした。しかし、夏を過ぎた頃からその潮目が大きく変わりはじめます。
「正直、これといってうまくできていることはない。けど、新しい考え方をするようになったことで、(その考え方が)後押しをしてくれているのかな」と言います。一方で、夏頃から「自信がついてきた」とも。そんな自信にも表れている通り、2020年8月以降は先輩や上司、チームの支えもあってコンスタントに目標を達成し、波に乗っていきます。
自分に何ができたのか、もっとできたはずだ、次は何ができる
しかし、ようやく自信を掴みかけている小林に今の課題を聞くと、現状足りていないのは「自分の業務内容の細かいところまで突き詰めるところ。あまり深く考えずにやってしまうところがあって、それが改善点」。
そして、「正直、仕事への慣れがでてきてしまっていたのは事実。でも、今はうまくいったことであっても、もう一度振り返って、もっとできたことがあったのではないか、と考え直すようにしている」と言います。
「次に生かすために」とも。
この1年で胸に刻んだ、できないことでもポジティブに捉えて次へ進む、という考え方はすでに小林の中に根付いているようです。彼の目線は常に”次”を見ています。
そんな意識の変遷を経た小林に、「今、難しいと思っていることは?」と質問してみました。すると、具体的な答えが返ってきます。
「以前は、相手の目線で考えることがまだできていなかった。自分がこう言えば、相手はこう返してくるだろう、というのが全然わかっていなかった」と言います。では、今は?と聞くと、「解像度が上がってきているが、まだまだ粗い。相手の目線がだんだんわかってくると、それに対してどう工夫したらいいか、何をすれば良いのか、という次のアクションがとても難しい」。
入社から1年を超えて、自分の中に芽生えた新たな考え方を追いながら、仕事についてひたすら考え、落ち込み、吹っ切れて徐々に波に乗ってきた小林。
しかし、今もまだぼんやりとした景色の中にいる自分に気付いているようです。そして、より解像度の高い、より良い景色を見るために必要なのは、1年前に宣言した「いつまでも挑戦的に」というスタンスであることにも気付いています。だから、小林から出てくる回答は、”次”に挑戦するという未来志向の言葉です。
今も追いかけている「いつまでも挑戦的に、そして自分がこの世界の歴史を進める」
ここで、「では、これからの目標は?」と聞いてみました。
返ってきた答えは3つ。
1つ目は「自分の、自分に対する期待値を超えること」。これは自分に課した目標や成績を超えることだと言います。2つ目はもちろん「Akerunをもっと広めること」。そして、最後は「フォトシンスを新しくすること」。
最後の答えに対して、どういう意味なのか聞いてみると「今やっていることが古い、ということではなくて、もっと色々なことができると思っている。Akerunはコワーキングスペースやシェアオフィスで広く利用いただいているが、そのノウハウを活用してフォトシンスがコワーキングスペースやシェアオフィスを運営してもいいと思っている」と続けます。それは何のために?と聞くと「もちろん、Akerunを広げるために。そのためには色々な方法があると思っている」と答えました。
私は最後に、1年前のインタビューで宣言した「いつまでも挑戦的に、そして自分がこの世界の歴史を進める」という目標は今も変わっていない?と聞きました。
「もちろん、今もそれを追いかけている」
もう1つのANOTHER STORY:好青年で、少しシャイなナイスガイ小林
これまでの2回のインタビューでは、小林の挑戦的な姿勢や困難に立ち向かう軌跡を紹介してきました。しかし、彼は実に好青年で、少しシャイで、そして何よりもナイスガイ。
そして、私のインタビューですら”何かを吸収してやろう”という熱い野心を抱えながら、少し照れているのか、悪戯っ子のような笑顔でインタビューに答えてくれました。
小林がこれから何をしてくれるか、とても楽しみです。
※以下の写真は「この植木で何かポーズとってみて」と無茶振りした時に、「えー、この植木でポーズですかぁ〜」と悩んでいる小林