「お化け屋敷理論」で、内定者インターンに飛び込んでみた話
こんにちは。21卒ビジネス職内定者の小山田 興雅凱(オヤマダ タカトキ)です。
※ビジネスコンテストでプレゼンしているときの写真です(照)
2020年11月より、フォトシンスで内定者インターンとして働いています。現在は、マーケティングチームとインサイドセールスチームの2部署で業務に携わらせていただいています。
今回の記事では、私がインターンとして働いた学び・気づきを紹介します。学生でインターンを考えている方、就職を控えている方に読んでいただけると嬉しいです!
内定者インターンをはじめた動機
私が内定者インターンをしようと思った理由は2つあります。1点目は、早いうちから会社の仕組みや仕事を理解することで、ビジネスパーソンとして成長のベクトルを決めたかったからです。
社会人となることは楽しみでもありますし、不安もあります。仕事をしたことのない学生であれば、職種すらよく理解していない学生もたくさんいると思います。
しかしインターンをすることで、実務に早くから触れることはもちろん、営業やマーケティング、人事など様々な領域の業務を経験させてもらえるので、自分に向いてる仕事や職種を早期から探すことができます。
また目標が決まることで、取得しておくべき資格やインプットしておくべき前提知識が明らかになり、”成長”という漠然とした概念ではなく、「何のための成長なのか」「何のための努力なのか」と明確な目標が決まります。そして時間のある学生のうちに勉強をすることが社会人になる準備として必要だと感じたからです。まだ始めて3ヶ月ですが、すでに勉強したいことでいっぱいです(笑)
そして2点目は、会社に早期からいることで入社後のギャップ減少や、社員の方と関係性を築きたかったから。
新卒は、社会人としてのあり方や学校から会社という環境変化、勤務経験が不足していることなど、不安であることは間違いありません。私自身も学生のうちから長期インターンとしては働いたことはありますが、正直なところ正社員として働くことにまだ自信がありません。
しかしインターンとして会社の内部を知ることで、良くも悪くも会社の実態や入社後のイメージがよく理解できます。これを知ることで、いざ入社したときのギャップを埋め、不満があった場合でも人事の人に相談したり、と不安に対しての準備ができます。
僕はこれを「お化け屋敷理論」と勝手に名付けているのですが、結局”未知”ということが一番怖いんです。お化け屋敷はどこから何が出てくるかわからないから怖い。しかし「ここからお化け出てくることがわかっていれば、心の準備ができるのであまり怖くありません。
※お化け屋敷はシンプルに楽しんでください(笑)
もちろん予期せぬトラブルはたくさんありますが、会社の人や体制を知り、事前に対処できるトラブルやギャップを減少させておくことは大切だと思います。僕自身も、フォトシンスに入社を決める前に、複数の社員さんと個別にお話させていただいたり、普段の様子を実際に見させてもらうことができたりしたので、フラットで自由な環境や社員さんの人柄などを観察することができたと思います。
1日の業務スケジュール
現在は、マーケティングチームとインサイドセールスチームの2部署で業務に携わています。業務によっては途中でミーティングが入ったり、他業務の影響で多少前後はしますが、主な業務スケジュールは以下の通りです。
(緊急事態宣言以前のスケジュールです)
9:30 出社
10:00 業務開始(タスク対応やミーティング準備など)
12:00 昼休憩
13:00 業務開始
15:00 ミーティング開始(動画制作やサイトコンテンツ制作を担当)
17:00 ミーティング終了
19:00 業務終了&退社
フレックスタイム制や、リモートワークも完備のためとても働きやすいです。オフィスも綺麗で、モチベーションが上がりますね(笑)。
またワンフロアかつフリーアドレスなので、社長から私と同じようなインターン生まで色んな人と会話や質問ができます。優秀な社員さんの働き方や受け答えなども間近で観察することもでき、色んな人の良い点を盗みまくることができます。
学生の私が、直面した課題/気づき
思考の深さと視座の高さは、とても勉強になりました。
以前に、「カスタマージャーニーを作り、新たな営業手法を考える」という課題を営業部長から頂いたのですが、最初の提案はボロクソでした。私は学生時代から起業を目指して事業を作ったりと正直自信はありました。しかし、プロダクトに対する着眼点やビジネスモデルの捉え方など、私の見ているものよりもずっと深く、高い視座で考えているのだと実感しました。
とても悔しかったので、もう1週間時間をいただきました。その際にまず、なぜ自分にこの課題が与えられたのかを考えました。
当初は早く社員さん達にキャッチアップすることばかり考えていましたが、それはアウトプットではなくただのインプットでした。私が会社にとってのアウトプットを出すためには、僕の強みを活かす必要があると考えました。
そこで目を付けたのが、私は新参者ということです。外部から見たときの会社や、良くも悪くもプロダクトやビジネスの知識を理解していないため、最も顧客と近い目線で社内やプロダクトを見れると思いました。これを踏まえ、再度アウトプットを提案したところ、私の提案を採用していただき、早速自分の仕事として活動させていただいてます。
また私が「新卒入社者としての心構え」を取締役の方に聞いた時の気付きなのですが、「小山田君がいまやっている仕事をしたいと思う人はたくさんいることを覚えておきなね。」という言葉が印象に残っています。
私はこの時、自分がどれほど恵まれた環境にいるのかを強く実感しました。まだ大した実績のない新人である私が、自分の提案した仕事をさせていただけるということ。これは、”ベンチャーならではのスピード感”や”裁量権”といえば、聞こえは良くかっこ良いと感じるかもしれませんが、自分がお金をもらって好きに動ける時間を他の社員さんが作り出してくれるからこそ成り立っているのだと感じました。だからこそ、自分に与えてもらった環境と仕事を責任もってやり遂げるべきだと心に決めたのです。
インターン期間で何を学び、何を得たか
まずは内定者インターンを通して、これからこの会社で働くというイメージを強く持てたことはとても良かったと思います。早いうちから社内の雰囲気や仕事に触れることで、自分のレベル感や仕事に対するスタンスなどの課題を多々見つけることができました。
また社内には優秀な方がとても多くいらっしゃるので、フィードバックや新たな視点をいただくことができ、自分の業務改善や着眼点を磨くこともできました。
ソクラテスの「無知の知」のように、自分ができないこと・足りないことを理解しておくことで、今後の成長に最短距離で熱量をぶつけることができると思います。
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